梅雨の季節は、湿気、気温が高く食品の保存が難しい時期ですが、おにぎりはその手軽さから便利な食事ですよね。しかし、気温と湿度の変化が食品の傷みを早めるため、適切な包み方と具材選びが重要です。おにぎりをお弁当にすることも多いので、梅雨の季節における安全なおにぎりの包み方と、傷みにくい具材の選び方について調べてみました。
1. 衛生と材料の新鮮さを重視する
おにぎりを作る際は、まず衛生面に注意しましょう。手をしっかり洗い、使用する器具も清潔に保ちましょう。材料も新鮮なものを選ぶことが大切です。特に梅雨の季節は湿度が高く、食品が早く傷む傾向があります。炊きたてのご飯や新鮮な具材を使用することで、食中毒のリスクを減らします。
作る時のポイント!
▼ すばやく握って包む
- おにぎりの具材やご飯を用意したら、迅速に握ってある程度冷めてからラップ、またはアルミハクで包む
- 空気に触れさせないようにすることで、鮮度を保ちます。
- あつあつをラップで包まない!蒸気で水滴がついてしまい、そこから菌が繁殖してしまう。
▼ 冷ます場所で保存
- 握ったおにぎりは、なるべく早く冷ます必要があります。冷蔵庫での保存が望ましいですが、持ち運びの場合は保冷バッグや保冷剤を使用してください。
▼ 早めに消費する
- 夏場は菌の繁殖が早まるため、できるだけ早くおにぎりを食べきるようにしましょう。長時間放置せず、新鮮な状態で食べることが安全です。
2. 酢を使った防腐効果を活用する
おにぎりのご飯に少量の酢を混ぜることで、防腐効果を高めることができます。酢には抗菌作用があり、湿気の多い季節において特に有効です。ご飯1合に対して小さじ1杯程度の酢を混ぜると、おにぎりの鮮度を保つだけでなく、風味も良くなります。
3. 適切な包み方で湿気と乾燥を防ぐ
おにぎりの包み方も重要なポイントです。梅雨の季節におすすめな包み方をいくつか紹介します。
- ラップ+アルミホイル:まずおにぎりをラップでしっかりと包み、その上からアルミホイルで二重に包む方法です。この組み合わせは、湿気を防ぎ、おにぎりの乾燥も防止します。長時間の保存や持ち運びに適しています。
- 竹皮:自然の抗菌作用があり、おにぎりの鮮度を保つのに最適です。竹皮を使うことで、おにぎりに独特の風味も加えることができます。
- 海苔で包む:海苔はおにぎりの乾燥を防ぎ、風味を豊かにします。ただし、湿気の多い日には直前に巻くことがおすすめです。
4. 梅雨に傷みにくい具材を選ぶ
梅雨の時期には、特に傷みにくい具材を選ぶことがポイントです。以下はおすすめの具材です。
- 梅干し: 抗菌作用があり、おにぎりの保存に適しています。酸味もあるため、風味が良くなります。
- 昆布: 佃煮や刻んで混ぜることで、旨味と塩分を加えられます。保存性にも優れています。
- 鰹節と醤油: 鰹節と醤油を混ぜると、シンプルながらも風味豊かな具材になります。
- 焼き鮭: 塩分が多く、保存性にも優れています。ほぐして使うと良いでしょう。
ポイント!
coyuki
私からのポイント!
シーチキンをいれる場合は、フライパンで乾煎りして水分を飛ばしてから、マヨネーズを入れて具材にすると、おにぎりが崩れにくいですよ。
おにぎりは具材をたんぱく質重視に作って冷凍しておいたりと手軽に食べれる所が良いですよね!
行楽やスポーツ、育児に忙しいママさんにも、便利な食べ物だと思うので、色んな具材で工夫しながら作ってみてください。